那須岳


  私達には想像しえない遥か昔、この世は天地の区別もない泥海の世界でありました。 草木や虫、動物はもちろん人間も存在しない混沌とした中に、大宇宙の御支配主であられる元親神・十天上王神様のみが神としておられたのであります。あたり一面泥海の中に、大竜と十二頭の大蛇がいつ果てるとも知れない激しい争いをしていたということであります。 その様子をご覧になっておられた元親神様・十天上王神様は、その戦いをお鎮めになり大竜には月神(国床立之命) 十二頭の大蛇には日様(面足之命)とそれぞれに神名をお授けになり、月日大神(魂の産み親神)様となされたのでございます。 見渡す限りの一面泥海にあじけなく思われておりました十天上王神様は、人間をつくりその人間が互いに助け合い陽気にくらすのを見て、共に楽しみ たいとの思惑により月日大神様に人間創造を御命じになられたのであります。 そして、泥海の中から『うを』と『み』を見い出されそのものの心根を見澄まされて、人間の種と苗代と定め、それぞれに伊邪那岐之命と伊邪那美之命と神名を授け岐美大神(肉体の産み親様)様となされ、永い時をかけ、 無い世界・無い人間の創造をお始め下され人体(子種)を産み降ろされたのであります。 その時、『子数の年限来たることなら元の屋敷に連れ帰り、神として拝をさせよう』とのお約束をなさり、元親神・十天 上王神様も親子(神と人間)のご対面を楽しみにしておられたのであります。
子数の年限と申しますと、月日大神様より子数の魂を授かり、岐美大神様には人間子供(人類の元種の)を 九億九万九千九百九拾九人 お産み下されたとお示し頂いております。 又、人間ご創造より子数の年限、親神様思惑の旬刻限到来により、天保九年十月、神と人間の親子対面が 実現するはずでありまりたが、世界は神の思惑 など知らぬままに、魂は汚れ放題、世は荒れ果てており、このまま元親神・十天上王神様とのご対面をさせるわけにはいかず、魂の父性神である月様は それを深く嘆かれて『よろずよのせかいいちれつみはらせど、むねのわかりたものはない』と仰せになられ、元の世界(泥海の世界)にかえしてしまおうとのお心でありましたが、母性神であられる日神様には、『そのはずやといてきかしたことはない、しらぬがむりではないわいな』とのご慈悲のあふれるお取りなしにより、十天上王神様のご降臨を百年、日延ばしなされ、伊邪那美之命の理持ちであられる天理教祖・中山みき様を 『神の社』となさり神世建て上げの土台普請の道をおつくり下されたのであります。
百年という旬刻限の理、昭和12年12月23日、午前11時を期して元親神・十天上王神様には、伊邪那岐之命様の理、魂いんねんをお持ち下された、本教 教祖・山田梅次郎様を天受けの台となしご降臨なされて、神一条の世界であります、 二世界の夜明けを告げられ、おうかんみちの立教を示されたのであります。
  おうかんみちの定紋は六角に六ひらの梅であります。 お言葉に『五ひらの梅にひとひら理をそえん世界ろくじに 踏みならすため』とありますが、六角の理は月日大神様を 中心として、六神の道具神の理を示し、伊邪那美之命の理をもたれた中山みき様の天理雛形五ひらの梅に、伊邪那岐之命の理をそえたものであり、ここに岐美二尊の理が揃い、元親神様の思惑であります神人和楽の陽気ぐらし実現のために、甘露台様を通し甘露水をお授け下されております。 昭和12年より神世も少しずつではありますが深まってきております。 梅の花の季節になりましたらよくご覧になって見てください。六ひらの花が咲いております。
 おうかんみちは人間一条ではなく、神一条の親神様の深い思惑の道であり、 この世始まって以来、元親神・十天上王神様が直々に始めて打ち出された世界最後の尊い教えであります。


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